SUBARU六連星の意味とは?~どうして6つの星を描いたのか~
皆さんこんにちは
和泉中央店の藤井です
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
すっかり暑くなり、春から夏に季節が移っていきますね。
藤井は”春乃”という名前のとおり、季節で春が一番好きです
そんなわけで、季節の移ろいにすこ~しだけさびしさを覚えています
ただ、人一倍夏休みの旅行を楽しみにしているので、夏に向けてますます頑張りますよ~
さて、本日のブログのテーマはSUBARUのロゴマークについてです
こちらのロゴマーク、皆さん一度は見たことがありますよね?
SUBARUという名前は、別名 六連星(むつらぼし)とも呼ばれるおうし座の中にあるプレアデス星団のことです。
自動車のブランド名に日本名をつけたのは、SUBARUが最初なんですよ!
では、なぜこの六連星を描いたのでしょうか?
その理由には、SUBARU(旧 富士重工業)設立の歴史が関係しています。
▶SUBARUの歴史についてはこちらのブログも要CHECK!
株式会社SUBARUの前身である中島飛行機株式会社は、第二次世界大戦中、主に陸軍の戦闘機を製造し、
東洋一の航空機メーカーと言われるにまで成長しました
しかし、1945年8月の終戦後、戦後処理命令により富士産業株式会社と名称を変更します。
この改称は、軍需産業から平和産業(非軍需産業)に変更するためのものです。
その改称もむなしく、富士産業株式会社は、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による
財閥解体の指定を受けて複数社にバラバラになってしまいます。
ですが、バラバラになって終わりではありません!
その後、1953年に財閥解体でバラバラになったうちの5社が再集結します!!
それが富士重工業株式会社(現 株式会社SUBARU)なのです
富士重工業株式会社設立当時の事業目的は、航空機製造でした
再び航空機を作りたい!という熱意をもって再び事業を行うことにしたのです。
ここで、もう1度SUBARUのロゴマークを見てみましょう!
ロゴマークの右側に5つの星がありますね!
これは、1953年に再集結した富士工業、富士自動車工業、大宮富士工業、宇都宮車輛、東京富士産業の5社を
表しているといわれています
そして、ロゴマーク左側の大きい1つの星は、
これらの5社が集結して富士重工業株式会社を設立したという意味で
描かれています
一度バラバラになってしまった技術者が、
再び熱意をもってものづくりに励んできた歴史がSUBARUの車に詰まっていると思うと、
なんだか感動してしまいますよね
中島飛行機時代から脈々と受け継がれた想いと技術が詰まったSUBARUの車、ぜひ当店に見にいらしてくださいね
スタッフ一同、皆さまのご来店をお待ちしております