整備日記 & STIsport試乗車あるよ!
城東メカニック 東山です
突然ですが!STI Sportの試乗車準備してます。
レヴォーグ・インプレッサ・フォレスターに設定され、専用のボルドー・ブラック内装採用!
レヴォーグにはXF社製電子ダンパー、インプレッサには日立astemo社製SFRD®ダンパーがついてます。
双方ともに電子か物理かの違いはありますが、路面からの衝撃の周波数を感知して適切に処理、乗り心地とスポーティな走りを両立するダンパーです。
通常モデルとの乗り比べも楽しいですよ
では、本日は異音に関する整備について書いていこうと思います
まずはお客様から高速走行中こもり音がすると言うことでまずは診断からです!
だいたい80km/hくらいから音が大きくなると言うことでしたのでまずは確認から
リフト上で空回しをして再現すると確かに室内にゴォォォォというロードノイズのような音がします
速度に比例し音が大きくなるので大体の予想は付いています
そうです!ハブベアリングの音です!
経験上、大体10万km前後でハブベアリングからの異音が出てくるイメージですね
そのハブベアリングはこちらに付いています。
こちらはリヤのブレーキです。
ブレーキディスク、ブレーキキャリパーを取り外すと…
ハブが見えました
このハブにベアリングが一体となっています!
そしてハブごと一体で取り外して新品ハブと交換します
見た目ではわかり辛いですが、古いハブを手で回すとゴリゴリした感触があります。
これはベアリング内が摩耗してクリアランスが広くなり、ガタつくことで、接触音が大きくなって、足回り、ボディを通じて室内にゴォォォォというこもり音として現れます!
最初は異音から始まり、酷くなると振動が出たり、ガタつきによりブレーキが押し戻され、ブレーキの感覚がおかしくなったり、最悪の場合ベアリングが焼き付き、破壊することも
そうなる前に似たような音がするなぁと思ったらすぐ城東店へご相談くださいm(_ _)m
以上、メカニック東山でした~