ナッパ革って?
皆さん、こんにちは
高槻店 和田でございます
ここ最近急激に気温が下がって参りました、体調には十分お気を付けください
個人的には、大好きなコタツの季節がもうすぐやってくるので、わくわくしております
先日箕面店で開催されました新型アウトバック特別先行展示会に応援スタッフとして参加してまいりました
カタログで見るのとは迫力が違いますね、かっこいい
皆様、今回の新型アウトバッグの革シートは、新型フォレスター同様「ナッパレザー」を初搭載しておりますこと、ご存知でしょうか
SUBARUのホームページでは以下のように書かれています。
特殊な「なめし加工」による質感高い仕立てにより、ゆったりと包み込まれるような快適な座り心地と、体をしっかりと支える高いホールド性を両立しました
一体どんな革なんだろうと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか
この機会に少し解説したいと思います
「ナッパ」という名前は、アメリカ、カリフォルニア州ナパ地方での天然のなめし工程を用いた革の製法が由来なのですが、現在では、「フルグレインレザー」を「Nappaレザー」と呼んでおります
それでは、「フルグレインレザー」ってなに
フルグレインレザーとは、一般的に銀付きレザーのことを指します
銀面とは、原皮の表面が残っている革のことで、毛穴が確認できるレザーを指します!!
動物ですので、皮の表皮には、引っかき傷や虫さされなどの跡がありますが、
通常は、銀面を削ることでこの跡をなくしたものを使用しております
フルグレインレザーは、これを削らないので、そういった跡を避けて切り出す必要があります
なので必然的に牛1頭当たりで使用できる革は少ないので、価格は高くなりますが、
その分、毛穴を感じられる滑らかで上質な革シートができます!!
ナッパレザーは高級車のシート表皮に採用されていることにも納得がいきますね
また、皆様がよく革の匂いと思われているものは、実はなめし工程(皮を革にする工程)でつかうなめし剤の匂いなんです、ご存知でしたか
最後までお読みいただきありがとうございます
